こんにちは、中小企業向け採用支援コンサルティングを行うヒトカラです。
最近ある企業様から、「プロモーションを担ってくれる人材が欲しい」とご相談があり、ペルソナ設定について打ち合わせをしていたところ、プロモーション人材を募集する際の職種タイトルとして、そもそも「マーケティングと広報って何が違うんだっけ？」という疑問が持ち上がりました。そこで、一般的な情報からこの両者の違いを簡単に整理してみましたので皆様に共有させて頂きたいと思います。
採用活動において、「マーケティング」と「広報」という職種は全く別の職種となります。この違いを理解することは非常に重要です。この募集表示で求職者に誤解を生み、応募を少し躊躇してしまう原因にもなりますので求人作成をする際にはぜひ気を付けてみてくださいね。
それぞれの職種の概念では、
マーケティングとは
マーケティングは、企業が提供する価値をターゲットとなるユーザーへ効果的に伝え、その結果として製品やサービスの購入を促進する活動のことを言います。例えば採用という活動で考えると、企業が求職者に向けて自社の魅力を伝え、応募を促すことがマーケティング活動の一環となりますので、一例をあげると、求人広告の作成や企業説明会の開催などがこれにあたります。
広報とは
広報は、企業の評判を管理し、維持するための活動のことを言います。広報の目的は、企業のブランドイメージを向上させること。例えば採用における広報活動で考えると、企業の文化やビジョンを外部に伝え、求職者の企業に対する信頼を築くということが重要なミッションとなります。一例をあげると、ニュースリリースの発表やメディアとの関係構築がこれに含まれます。
マーケティングと広報のシナジー
自社の営業活動では、マーケティングと広報が連携することで、より効果的な結果を生むことができます。マーケティングがユーザーを自社に引き付け、広報がその信頼を強化する。この連携が相乗効果を生み出していきます。
まとめ
マーケティングと広報の違いを事前に理解し、それぞれの募集ポジションに対してしっかりと適格な経験者、もしくは求職者の意向に沿った採用ができるようにしていきましょう。
まずは自社で、現状欲しい人材は「マーケティング」なのか？あるいは「広報」というポジションになるのか？
このこと自体をぜひ社内で認識合わせをして頂き、採用活動に無駄な時間やコストがかからないよう計画してみてください。
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