なんとかして退職ラッシュを止めて、経営の立て直しをしたいですよね。
そして、不透明な会社の未来を考えてしまい、何か行動しないといけないと焦っていませんか?
実は、退職ラッシュが起こってしまうには必ず原因があり、対応策を実施することでどんな会社でも立て直すことができるんです!
立て直しの方法を知らずに、やみくもに立て直し施策を実行しても9割の会社が失敗するので絶対に確認してください!
社労士の資格を持ち、採用支援会社を経営している私が、退職ラッシュに歯止めをかけて、会社を立て直す方法を包み隠さず公開します!
本記事を読むことで退職ラッシュとは無縁になり、安定した経営を実現できるので、ぜひ最後までご覧ください。
退職ラッシュが起こってしまう原因4つ

退職ラッシュが発生するには、必ず原因があります。
その原因は4つありまして、
- 優秀な人材の離職
- 残業過多・休日出勤の発生
- 評価制度が整っていない
- 上層部の意見が絶対
上記の原因を知らないと、なぜ退職ラッシュが起こっているのかわからず、いつまでも人手不足が解消されないので必ず覚えてください!
それでは一つずつ解説します。
①優秀な人材の離職
会社の中心人物であったり、頼りにされている管理職が抜けると従業員にかなりマイナスな影響があります。
「あの人がいるから大丈夫」「あの人に聞けば問題ない」と信頼を寄せている人が急にいなくなると変化に耐えられず不安を覚え、同じように退職の意志が固まってしまうんですね。
また、「あの優秀な人が辞めてしまう会社は本当に大丈夫なのだろうか?」と会社の将来に疑問を抱き始めてしまうケースもあります。
従業員のフォローは、慎重に相手の意見を尊重したケアが重要で、退職ラッシュを防げるかどうかに関わってきますよ。
フォローと同時に、優秀な人材確保に向けて採用戦略を立てることをおすすめします。
②残業過多・休日出勤の発生
残業があまりにも増えたり、休日出勤でも対応するくらい業務が増加してキャパを超えていくと従業員は疲弊し、辞めていきます。
さらに、プライベートと仕事のメリハリがつけられなくなると、脳がパンクしてミスが増えたり生産性低下のリスクもあるんですね。
また、マルチタスクは生産性を著しく下げるという研究結果が出ているので、過度な業務量を与えることは効率的ではないです。
一人で担える仕事量は、適切な人員配置が重要です!まずは人を揃えて従業員の負担を減らしましょう。
無理な仕事振りは従業員を壊すので絶対にやめましょう。
③評価制度が整っていない
仕事の成果物に対しての適切な評価がされないと、従業員は不満を抱いて退職します。
自分の頑張りが反映されない場合、「頑張っても無駄なんだ」と感じて仕事に対するモチベーションが下がっていき辞める選択を決断するんですね。
また、絶対辞めた方がいい評価制度としては
- 上司が気に入った社員だけ昇給・昇格する
- 上司が、従業員の人格を理由に仕事の成績を考慮しない
会社が従業員からの信頼を失うと利益は落ち続けるので、適切な評価基準を設けることが必要です!
④上層部の意見が絶対
社長のワンマン企業は従業員が離れていきます。
というのも、現場で成果を出してもらう従業員の声を聞かずに、社長の独断で物事を進めても良いパフォーマンスは発揮できないし不満がたまって辞めるからです。
そして風通しの悪い会社は、コミュニケーションが不足してミスが頻発したり、生産性が上がらないんですね。
効率的に考えられる優秀な人は、違和感をすぐに察知して自分が働きやすい場所を求めて、より尊重してもらえる企業へ転職します。
時には、社長が英断を下す場面も必要ですが、会社はチームで動くので従業員の意見を尊重しましょう。
退職ラッシュの立て直しに必要なポイント3選

退職ラッシュの原因がわかったら、今度は立て直しに動きましょう!
退職ラッシュの立て直しに必要なポイント3つが
- 優秀な人材確保
- 労働環境の整備
- 従業員へのフォロー、意見を聞き反映させる
上記のポイントは、退職ラッシュを抑えて従業員を確保しつつ利益も上げることができるので、絶対に取り入れてください!
それでは一つずつ解説します。
①優秀な人材の確保
優秀な人材が辞めた場合、採用を強化して人材獲得に動き出すべきでしょう。
なぜなら、採用とはただ人を雇う工程ではなく会社を立て直すのに必要な事業戦略だからです!
そして、優秀な人材は生産性アップや従業員の士気を高めるなど、会社の事業に好循環をもたらすので必要な存在なんですね。
「中小企業は求人が来ないし、そんなことも言ってられない」なんて言われたりしますが、正しい採用戦略を実施できれば欲しい人材の獲得ができます!
正しい採用戦略とは、
| ・求人原稿の書き方を求職者のニーズに刺さる文章にする ・SNSの活用など会社の露出を増やして認知度を上げる ・実際に働く社員のインタビュー掲載 |
来て欲しい人材に向けた採用戦略を実施できると、入社後のミスマッチも少なくコストを最小限に抑えつつ経営安定を実現できますよ!
私が運営する“ヒトカラ”は採用代行支援をしていて、会社様のニーズを聞いた上で最適なプランを提案しコストを抑えて欲しい人材を獲得できます!
②労働環境の整備
労働環境の整備をすることで、退職ラッシュを立て直すことができます。
その理由は、現在の労働環境に満足いかず退職した可能性が高いからです。
よく聞くパターンは、福利厚生など会社に対して条件面で不満があると、より条件の良い会社に転職するといったケースがあります。
なので従業員に長く会社に残ってもらうには、労働条件を改善する必要があるんですね。
労働環境の改善とは例えば、
| ・年間休日・労働時間の見直し ・社員の希望に応じた配置転換 ・リモートワーク・フレックス制度の導入 |
上記は、職種によって難しい改善案もあると思いますがあくまで一例を紹介しました。
職種に応じた従業員のニーズにあう改善ができると定着率も上がりますよ!
③従業員へのフォロー・ニーズを取り入れる
退職ラッシュが起きてもなお残ってくれる従業員へは、できる限りの誠意をもってフォローしましょう。
そうすることで、会社としての信頼を得て、さらなる退職者を助長させない対策になるんです。
その時に気をつけることは、人手が足りないからといって無理な業務負担をかけることはせずに、残業しなくていい範囲で業務を割り振りましょう。
心身ともに負担をかけ続けると、いつか体を壊します。
仕事は人の上に成り立つものなので、人をむげに扱う会社はいずれなくなりますよ。
また、従業員にニーズを聞いて反映させると、仕事を続けるモチベーションにもなるので定着して欲しい時におすすめの方法です!
実際に人手不足から経営を立て直した例
私が支援させていただき、人手不足を解消した高知県のとある中小企業の話をします。
初めにご相談を受けた際には、「求人を出しても応募者が来ない」「求人にコストをかけられない」という課題を抱えていらっしゃいました。
そんな中、「高知県は人口、さらに若者が少ないから他県の求職者を移住支援で呼び込まなければいけないのではないか?」という意見が強くありました。
そして実際に当社が採用支援に入らせて頂いた結果、約4週間ほどで23歳男性(第二新卒者)を営業職で採用することができました。
当社が行った施策としては、
| ・求人原稿の添削(表現の仕方や情報量をUP) ・掲載する求人サイトを増やし、会社や求人の露出を拡大 |
また、使用した求人サイトはハローワークやIndeedなど無料求人サイトのみです。求人を掲載してから5日に1名のペースで応募が入り、1人目の応募者が採用に至りました。
私たちは様々なエリアの地方企業様を採用支援してきましたが、「地方で人口が少ないから採用ができない」ということはありません。
また、必ずしもお金をかけないと採用ができないわけでもありません。
日々の地道な募集に対しての工夫や、多少の時間や工数をかけることで、きて欲しい人材を獲得して経営を立て直すことができるんですね。
採用業務において、「どんな工夫をしたら良いか」についてお困りな企業様はぜひ、ヒトカラにご相談ください。
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採用成功して経営安定をはかるなら“採用代行”がおすすめ!
採用戦略を伝えても、実際「何から始めたらいいかわからない」という人は多いです。
そこでおすすめしたいのが“採用代行”です!
採用代行とは、会社の代わりに採用戦略を考えたり、求職者とのやりとりや入社後のフォローまで一貫して対応してくれる支援事業のことです。
採用代行のメリットとして、
- 採用戦略〜応募者対応まで一貫して対応してくれる
- それぞれの会社にあった採用プランを提案
- 人材定着後のアフターフォローがある
- プロに任せることで確実な採用方法を実施できる
上記をまとめて対応してくれて、コストも抑えて失敗確率を下げ、採用計画を円滑に進めることができるんですね!
私が運営する“ヒトカラ”はいつでも無料相談承っております!

退職ラッシュを誘発させない対策4つ

退職ラッシュを未然に防ぐ対策が4つあります!
- 働きやすい環境づくり
- 人材の教育・育成
- 企業の目指すべき方向性を定めて周知する
- 正しい採用方法の実施
上記を実施することで、退職ラッシュを抑えて企業の立て直しができますので、ぜひ取り組んでください!
逆に放置してしまうと、巻き返すことが難しいフェーズに入る恐れがあるので早めに動くことをおすすめします。
それでは一つずつ解説しますね。
①働きやすい環境づくり
繰り返しですが、労働環境を整えることで退職ラッシュを防ぐことができます。
なぜなら従業員は、福利厚生など会社の条件に不満を抱いて辞めるケースが多いからですね。
しかし、ただ改善するだけではダメで、従業員のニーズをヒアリングして何を変えるべきかわかった上で労働環境を整えないと失敗する可能性があります。
具体的なヒアリングのステップとして、
①1ヶ月に1回の定期面談の実施
②業務に確認だけでなく、仕事の悩み・キャリアの希望・プライベートでの悩みを聞く
③本人の思いを聞いた上で、改善案を考えて実施する
ここで大事なのが「本人の意志を尊重する」ことです。何に悩んでいるのか?どうしたいのか?何を変えるべきか?独りよがりにならず意見を反映すると、会社としての信頼UPにもつながりますよ!
②人材の教育・育成
退職ラッシュを発生させないために、管理職から平社員までを丁寧に育てる必要があります。
なぜかというと、適切な研修など業務に必要な教育や育成を受けないと間違ったやり方で仕事を進めてしまい、事業をうまく伸ばせないからです。
例えば、自分が見えている会社内の仕事にしか目がいかなくて、同じ業種でも観点が違う会社が存在することに気づかず、上司が部下に自分の考えを押し付けてしまうんです。
そうすると、新しい人材が入ってきても上司は自分の考えに固執して、衝突し部下は辞めてしまいます。
退職ラッシュを防ぐための教育として、
- 外部への研修
- 管理職を対象にマネジメントスキル向上トレーニング
- 定期面談の実施で方向性の相違がないか確認
会社として利益を出すには、まず人を育てることが必須です。
③企業の目指すべき方向性を定めて周知する
企業の理念など方向性が定まっていないと、従業員はどこを目指しているのかわからなくて、目的意識が曖昧になり仕事のモチベーションが上がらず辞めます。
なぜなら、企業はチームで活動するため、コミュニケーション・一体感が企業を大きく飛躍させてくれるからですね。
方向性が定まっている企業は、結果的に利益を生み出しつつ人材の定着も叶えることができるので一石二鳥です!
うまくいく理念の共有方法として
- 社内での成功事例を表彰する
- 真摯に理念を伝えて、しっかり向き合う
企業の理念を理解した上で仕事に取り組むことで従業員の活性化につながり、退職を防ぐことができますよ。
④正しい採用方法の実施
人手不足のまま事業を継続すると、従業員にしわ寄せがいき、残った社員すら辞めてしまいます。
なので退職ラッシュを食い止めるためには、適切な人員配置が必要なんですね。
ただし、間違った採用をするといつまで経っても人手不足は解消されないので、正しい採用方法を実施する必要があります。
重複する部分もありますが、正しい採用方法とは
- 1つのプラットフォームではなく、複数のプラットフォームの活用
- ペルソナ(ターゲット)を設定して、本当に来て欲しい求職者を具体的にイメージする
- 求人原稿の文章を、求職者のニーズに刺さる言葉に変える
上記の採用を取り入れることで求職者のミスマッチがなくなり、人材の定着につながり退職ラッシュを防ぐことができます!
採用に時間もコストもかけられずお悩みなら、“ヒトカラ”がいつでも相談に乗りますよ。
放っておくとヤバい!退職ラッシュの4つの末路

退職ラッシュを放っておくと事業の存続が危ぶまれます!
主に4つの影響がありまして、
- 従業員のフォローができない
- 企業のブランド力低下
- 生産性が落ち続ける
- 運営が難しくなり倒産
退職ラッシュに早めに対処しないと、上記のような最悪のケースもあり得るので絶対に放置しないでください!
それでは一つずつ解説します。
①従業員のフォローができない
退職ラッシュが起こると、一人の業務負担が急激に増加して長時間労働が余儀なくされるので、上司も手一杯になり従業員のフォローができない状況が生まれます。
そうすると、従業員は疲弊していき、会社のために奮起する優秀な社員も続けて辞めてしまうんですね。
そのまま放置すると、人手が足りず負担が増えてさらなる退職者が出てくる負の連鎖が続きますよ。
なので、二次被害を防ぐために、どんなに忙しい時でも従業員のフォローは疎かにできません。
退職ラッシュが起きた時の従業員のフォローは、パフォーマンスの向上に限らず、事業を持ち直せるかどうかがかかっているので、絶対にやるべきです!
どんな時でも、人を大切にできる会社が立て直せますよ。
②企業のブランド力低下
退職ラッシュは、企業のブランドイメージに大きなダメージを与えます。
なぜなら、SNSやネットが普及した現代では、口コミがすぐに広まるため、退職ラッシュが起こると「あの会社は何かあるのではないか?」と疑われてブランド力も下げられる可能性があるんですね。
そうなると、信頼を取り返すことが難しく、求職者の激減や顧客離れにつながり事業運営の危機にさらされるんです。
企業のブランド力は、利益に与える影響が大きいので絶対にブランド価値を下げることは避けましょう。
人材の定着は、会社としての信頼を得るのに有効な手段ですよ!
③生産性が落ち続ける
退職ラッシュは、人手不足の状況をつくり、業務が追いつかずに生産性が落ちていきます。
そして、品質の低下は会社の評価にまで響き、顧客離れにつながってしまう恐れもあるんですね。
最終的に利益が減り続けて、倒産なんてことも、、、
生産性維持には、安定した人員が不可欠ですよ!
退職ラッシュが起きても改善せず放置すると立て直しが非常に難しくなるので、すぐ人員確保に動き出しましょう!
④運営が難しくなり倒産
退職ラッシュの最悪の末路が倒産です。
止められない退職、従業員の業務増加、生産性低下、顧客離れ、全てが悪循環で回っていくと手遅れになってしまって倒産するんですね。
ですが、経営者としては倒産だけは避けたいですよね。
なので、人手不足が深刻化しないうちに採用を強化するべきなんです。
採用強化をするメリットは、
- 人手不足を解消できる
- 優秀な人材を獲得できる
- 求職者のミスマッチを防ぎ、人材定着できる
採用戦略がわからない人は“ヒトカラ”にまずご相談ください!
まとめ
本記事では、退職ラッシュが起こる原因から立て直しのポイント、実際に立て直しに成功した例と対策を紹介しました。
結論、退職ラッシュが起こっても立て直しのポイントを抑えれば、どんな企業でも立て直すことができるんです!
では最後に退職ラッシュが起こる原因と立て直しに必須のポイント、退職ラッシュを起こさせない対策を改めて紹介します。
| 退職ラッシュが起こってしまう原因4つ |
| ・優秀な人材の離職 ・残業過多・休日出勤の発生 ・評価制度が整っていない ・上司の意見が絶対 |
| 退職ラッシュの立て直しに必須のポイント3つ |
| ・優秀な人材確保 ・労働環境の整備 ・従業員へのフォロー・ニーズを取り入れる |
| 退職ラッシュを誘発させない対策4つ |
| ・働きやすい環境づくり ・人材の教育・育成 ・企業の目指すべき方向性を定めて周知する ・正しい採用方法の実施 |
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